Real SSD C400 512GB を早速分解した

オフィスに C400 が届いたので条件反射で分解した。ついカッっとなってとか言う早さではない。
ネジを 4本外して蓋を開ける。黒いプラスティックのスペーサーを取り外して 9.5mm から 7.5mm にすることが出来るためか、封印シールは無い。

裏拡大。裏にも DRAM が乗っているのは 512GB モデルだけで、 256GB 以下の裏側は未実装だったりするのだろうか?誰かバラして教えて!
上の方にデバッグ用と思われる端子がある。

基板を外して反対側を見る。

表側を拡大。コントローラチップは 88SS9174-BLD2 と書いてある。 C300 は 88SS9174-BJP2 で、 Intel 510 シリーズは 88SS9174-BKK2 なのだが、それらと大きく変更がありそうな雰囲気は感じない。
汎用的な SoC のファームウェアとかチョロッと手直ししているだけとか推測できるが、 88SS9174 のブロック図が無いと推測の域を出ないなぁ。
また、先ほどの裏に加え、表にも DRAM が乗っている。チップその物は C300 と変わらないが、合計 512MB と RAID カードのキャッシュ並の容量になった。
256MB 2枚なので 2パラでアクセスして高速化とかしているかは謎。

まとめ

C300 をもの凄い勢いで使っている人として、 C400 に期待出来そうな点は以下の 3つかな、という感想。

ちなみに、 DB の大きさは順調に膨れ、集約化も進んでおり 256GB では手狭となったため、より大容量の SSD が欲しいというのが C400 に手を出した最大の理由だったりします。 SSD を運用環境に投入すると、提供される IOPS に対して記憶容量が足りず、ボトルネックとなることが多い印象。